スペシャルティーコーヒー
Kenya Kariaini
カリアイニ・ファクトリー シングルオリジン
Roast:シティーロースト(中深煎り)
Flavor :オレンジ、ラズベリー、ティーライク、キャラメル
スペシャルティーコーヒーの産地の中で、近年特に人気の産地であるケニアの豆になります。オレンジやラズベリーなどの華やかな果実味と柔らかい口当たりが特徴です。フレーバーが長く持続します。そして、ケニアの豆の特徴である豊潤な香りもしっかりと堪能頂けます。今回は、中煎りの中でも深めに焙煎しています。そうする事で、豊潤な香りを感じられ、かつ柔らかい酸味が残り、苦味を抑えています。
|カリアイニ・ファクトリー
この農園は、1954年にキリニャガ県ムクレに設立されたムウィルア農協に属する8つのファクトリーのうちの1つです。
ムウィルア農協は、1952年ケニアで初めてコーヒーの苗を植えた農家によって設立された農協で、初めての収穫を迎えた1954年にムウィルア農協が正式に設立されました。
当時は、植民地支配のもとで非常に限られた範囲での生産活動しか認められていませんでした。カリアイニ・ファクトリーは、当時存在していた唯一の生産処理ファクトリーであり、乾燥場でした。その後、社会の変化と共に多くのファクトリーが現在まで設立されるようになりました。
|カリアイニの収穫と生産処理
カリアイニ・ファクトリーは、火山性赤土土壌に覆われた標高1600m付近に位置し、緑豊かな環境で、コーヒーの生産量を支えています。周辺に暮らす農民の手によって、均一でジューシーな完熟チェリーがファクトリーには運ばれてきます。
運び込まれたチェリーは、ファクトリーで再選別にかけられます。手間暇はかかりますが、未成熟や過熟のチェリーをパルピング前に取り除くことで、コーヒーの品質を向上させています。その後、近隣を流れるルンドゥ川を水源として、収穫後24時間以内のできるだけ早いタイミングで生産処理が進められます。そのような丁寧な処理のお陰で、綺麗なウォッシュドコーヒーのパーチメントが出来上がります。
ウェットプロセス以降で彼らが最も注意を払うのが、乾燥時の天候と適正な乾燥日数です。メッシュをひいたアフリカンベッドの上に3cm以下に薄くパーチメントを敷き詰め、1日3回撹拌する事でムラなく、乾燥が促進されます。
原産国: ケニア
農園 : カリアイニ・ファクトリー
品種 : SL28,SL34,Ruiru11
精製方法 : ウォッシュド
標高 :1600m
賞味期限:2022/8/26
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください