スペシャルティーコーヒー
Ethiopia Yirgacheffe G-1 Beloya Anaerobic Natural
イルガチェフェ G1 ベロヤ アナエロビックナチュラル シングルオリジン
※現在庫で最終ロットになります。
Roast:ハイロースト(中深煎り)
Flavor:フローラル、ラム、アプリコット、チョコレート
イルガチェフェ産の華やかな果実味が特徴のナチュラルプロセスのコーヒー豆が、アナエロビックプロセスを経ることで、まるでラム酒やウイスキーを思わせる円熟味あるフレイバー仕上がっています。焙煎はミディアムローストで仕上げています。これより焙煎度合いを進めると、このコーヒー豆の華やかな果実味が薄れ、苦味が強く感じられました。果実味とコク、甘さフローラルな香りをバランスよく感じて頂けると思います。今までのエチオピア イルガチェフェの印象を大きく変える複雑な味わいを是非お試しください。自信を持ってオススメします。
※スペシャルティコーヒーで近年人気のアナエロビックは、精製の工程で嫌気性発酵を行うことで円熟味のある独特の複雑なフレーバーに仕上がります。
|ベロヤ・ウォッシングステーション
南部諸民族州ゲデオZoneコチェレ町のベロヤ集落にあり、
Tracon Tradingが所有するウォッシングステーション。近隣に暮らす小規模生産農家から運び込まれたチェリーの生産処理が行われています。品質向上に向けて様々なルール作りを行っており、持ち込まれたチェリーは、プロセス前に再度ハンドピックが行われ、未熟豆、過完熟豆は取り除き、均一性の高い完熟のチェリーのみを厳選し、ウォッシングステーション側がチェリーの受け入れを行います。こうすることで、結果的に生産者の意識や収穫精度が高まり、毎年安定した品質を目指しています。
ウォッシングステーション内には、130以上のアフリカンベッドがあり、それぞれのテーブルにコードが振られており、これによって各ロットの管理が適切に行われ、広大な乾燥場でありながらも、1つ1つのロットの状況が確認できるように管理されています。また、12の発酵槽を持ち、収穫ピーク時にも十分な発酵工程が行える設備が揃っています。プロセスに使用する水もpHやTDSを測定しており、不純物がなく清潔な水を使用することを心掛けています。
|イルガチェフェコーヒー
イルガチェフェコーヒーは、南部諸民族州ゲデオZoneを中心に西に隣接するオロミア州ゲレナアバヤworeda(郡・町)のコーヒーから構成されています。ゲデオZoneは、ディラが中心の街となり、ウェナゴ、イルガチェフェ、コチェレ、ゲデブといった町が主だった生産エリアとされています。標高は1700~2440mと言われております。
この地に暮らす人々は、ゲデオ族が8割強となり、オロモ族、アムハラ族などが暮らしています。ウォッシングステーションは、1970年代にイルガチェフェエリアに導入されたと言われており、古い歴史を有し、エチオピアの代表的なウォッシュドコーヒーの産地として、広く知られています。山岳地域として、豊富な水資源を有しており、この地のコーヒーの品質を支えています。この地に暮らす小規模なコーヒー生産者の多くは、アカシアやアフリカンコーディアなどのシェードツリーと共に、主食となるエンセーテをコーヒーと共にプランテーションを行っています。(ニセバナナとも言われる実は付けないがバナナの木に似た植物で、デンプンとして食用に栽培されています)
原産国:エチオピア
農園 :ベロヤ・ウォッシングステーション
品種 :エチオピア原生品種
精製方法 :アナエロビックナチュラル
標高 :1700-1720m
賞味期限:2023/2/25
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください