PORTLAND(ポートランド)おすすめスポット13選 PART.1
アメリカ西海岸の観光地で自分も大好きなシアトルとカルフォルニアに挟まれた位置にポートランドという町がある。機会があれば是非訪れて欲しい町だ。
なにがいいかというとまず町のサイズ感。自転車に適した都市設計になっているので、自転車でも1周出来てしまうほどの大きさ。もちろん電車やバスなどの交通期間も発達しているので移動に困らない。そして温暖な気候と自由な空気感。DIYの精神に溢れ、ローカルを大事にし、リベラルな雰囲気が漂っていてシアトルとは全然違うベクトルで進化し続けている。
そして、何よりコーヒーが美味しい。Ristretto RoastersやStumptown Coffee Roasters、Coava Coffeeなどの有名店が多くあり、コーヒーシティと呼ばれている。
ちなみに、ポートランドのあるオレゴン州には消費税がない。なので、買い物する際にも財布に優しい。今回は、そんなポートランドのオススメスポットを紹介。
_ポートランドおすすめスポット13選 PART.1
CONTENTS
・ACE HOTEL
・STUMPTOWN COFFEE ROASTERS
・POWELL'S BOOKS
・SIZZLE PIE
・PATAGONIA
・PORTLAND OUTDOOR STORE
・FRANCES MAY
・CASE STUDY COFFEE
| ACE HOTEL PORTLAND
1999年にシアトルで創業したエースホテルは、現在のヘッドクォーターはポートランドにある。古い建築をリノベーションしデザインし直す事で新しい価値を提供しホテル業界に革命を起こした。現在は、アメリカだけでなくヨーロッパや日本(京都)にも拡大して展開している。
エースホテル ポートランドは、パールディストリクト地区の南側にあり、約100年前に建てられたCRYED HOTEL(クライドホテル)をリノベーションしている。所々に当時のホテルの面影が残っているので意識して見てみるのも楽しい。
オーセンティックだけどモダンで、とにかく雰囲気がよく値段もこなれてる。インテリアは高級ホテルとは一線を画し、アンティーク家具やローカルのアーティストの作品なんかもあってクールだ。
カウンターでは、チェックインやチェックアウトの以外にエースホテルでしか買えないグッズを販売している。日本のブランドともコラボレーションしたグッズもあったりする。オリジナルのTシャルやトートバックはシャレてるのでお土産にも最適だ。
エントランスから階段を上がったM2階に共有スペースがあり、昼間はPCを持った宿泊客がたくさん利用していた。
ロビーに隣接している「Clyde Common」というレストランがあって、とにかくそのレストランも雰囲気がよく、クラフトビールや料理も最高だ。
また、日本に帰ってから知ってショックだったが、客室の1つが朝食専用の部屋になっていて、$12で朝食が食べられるらしい。地元のクロワッサンやコーヒー、グラノーラなんかが置いてあり美味しいらしい。もし行く機会があれば利用することをおすすめする。
どの部屋もヴィンテージの家具やアートがあったり独特でかっこいい。部屋毎に異なるコンセプトで作られているので毎回新しい驚きがある。
同じポートランドにヘッドクォーターがあるペンドルトンに製作を依頼したベットカバー。これもまたかっこいい。
シャワールームもいちいちシャレてる。家具だけでなくアメニティも充実していた。
夜の部屋からの外の眺めもポートランド感満載で良かった。
| STUMPTOWN COFFEE ROASTERS
このコーヒーショップを最初に知ったのはニューヨークのエースホテルだった。
ポートランドのエースホテルにも隣接しているSTUMPTOWN COFFEE ROASTERS(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)はポートランドを代表するサードウェーブコーヒーショップだ。ここの店内は少し狭いので、コーヒーを買ってエースホテルのロビーで飲むこともできる。
1999年にデュアン・ソレンソンによってポートランドで誕生したStumptown Coffee Roasters(ストンプタウン・コーヒー・ロースターズ)は、コーヒーのサードウェーブのパイオニアとも言われている。店舗はアメリカを中心に結構な店舗数を出店している。そして2020年に京都のエースホテル内に日本1号店をオープンした。
ここのコーヒーはミディアムローストで焙煎されていて、スッキリした味わいでいつも本当に美味しい。サウスイーストディビジョンに本店があるので、時間がある際は是非立ち寄ってみることをおすすめする。
| POWELL'S BOOKS
パウエルズ・ブックス(Powell's Books)」は、インディペンデント系書店では世界最大だ。1ブロック丸ごと敷地になっていて、街の象徴的なショップになっている。
ストックは100万冊を超え、ジャンルは3500と図書館並みだ。この本屋の特徴は、古本と新刊が一緒に並べて売られている。結構画期的な仕組みだが、物を大切にするポートランドのカルチャーならではだ。
店内は巨大なため、エリア毎に色分けされている。
建て増しされているようで、かなり入り組んだ構造になっている。
こういうラフでハンドクラフトな感じがポートランドっぽくて好きだ。
膨大な量の本と独特な陳列方法で迷宮のような空間になっていて、本を探す行為自体を楽しむことが出来る。普段は絶対に出会わない本にも出会える。多分ネットでは味わえない体験だ。
店内には、カフェも併設されている。オリジナルのグッズやZINEも豊富なのでお土産を買うのもオススメだ。
| SIZZLE PIE
POWELL'S BOOKSの通りを挟んで向かい側にあるピザ屋で、店内はロックがガンガンかかっている。多分なんてことないローカルのピザ屋さんだけどすごく美味しい。
典型的なアメリカンスタイルのピザ屋で、フルピザも頼めるし、スライスされたカットピザでいろんな種類も食べられる。パイ生地はイタリアンな薄い生地ではなく、アメリカンで硬め。
サクッと食事を済ませたい時などに最適。カットピザとIPAのビールで最強の組み合わせだ。
| PATAGONIA
店舗はごく普通のPATAGONIAなので特に紹介することはないが、冒頭でも書いたようにポートランドは消費税がない。日本よりも本国の方が関税がかかっていないので価格も安く、かつ消費税なし。エースホテルからも近いので好きな人は是非ここでの買い物をおすすめする。
| PORTLAND OUTDOOR STORE
1880年代に建てられた建物で、開店してから100年以上経つポートランドの伝説的なアウトドアショツプがこのポートランド アウトドアストアだ。
「フィルソン」や「ペンドルトン」、「ウールリッチ」、「バブアー」など老舗ブランドは圧巻の品揃え。まさにワークウェアの全てがここで揃う。
3階建てになっていて、3階には一面にヴィンテージの馬鞍が並んでいる。流石にちょっと不気味だった。
日本では見かけたことがない、かなりマニアックなアメリカのワークウェアも扱っている。好きな人はかなり長居してしまいそうな、アメリカでも屈指の歴史ある名店だ。
| FRANCES MAY
このアパレルショップは、いい意味でポートランド感が薄くて感度が高いセレクトショップだ。
A.P.CやACNE STUDIOS、MAISON MARGIELA、COMME DES GARÇONSなどの他にも、日本のBEAMSやNEEDLESなども品揃えされていた。オーセンティクからモードまで幅広く高感度なブランドを揃えている。
内装のオリジナリティーがありシャレている。
| CASE STUDY COFFEE
「ケーススタディーコーヒー」は、ダウンタウンを含めポートランドに3店舗。このコーヒーショップは、「死ぬまでに行きたいアメリカのコーヒーショップ24店の中で17位になった名店だ。
ガツンとくるコーヒーの味で美味しい。このコーヒーショップは元々、エスプレッソのケータリングからスタートしたらしく納得。ハウスメイドのフレーバーシロップを使ったカフェラテがお勧め。
インテリアにもセンスを感じるショップで、雰囲気もよくリラックス出来る。カフェのコミュニティに重きを置いているので、コーヒー豆の販売はしていないらしい。
今回は、自分の大好きな西海岸の町ポートランドの厳選したショップを紹介した。今回だけでは紹介仕切れなかったので、続きはまた次回に。