VitantonioドリップケトルACTYのススメ。暮らしにも役立つバリスタの意匠
自分の生活の中で、便利でかつ好みでテンションが上がるモノを揃えておきたいといつも思っている。今回は、そんな願いを叶えてくれる、著名バリスタ監修のVitantonio(ヴィタントニオ)ドリップケトルACTYについて。
_Vitantonio(ヴィタントニオ) ドリップケトルACTY
CONTENTS
・サイズスペックとデザイン
・どんな人に向いてる?
・おすすめの理由
| サイズスペックとデザイン
ひとまずスペックから。本体は幅300mm×奥行き140mm×高さ164mm、電源プレートは幅179mm×奥行き211mm×高さ47mmといわゆる一般的なケトルのサイズ感。容量は0.8L、重さ650gとこちらもいたってノーマルだ。後で書いてあるが機能のためのボタンや液晶がある分、若干プレートは幅を取る印象。
次はデザイン。いたってシンプルなブラックにワンポインで持ち手に天然木を使用している。このマットなブラックと経年変化で味が出る木の組み合わせがいい。自分のスタイルによく合う。電気ケトルの多くは様々なカラーが世の中に出回っているけど、ブラックは光沢のあるプラスチック製のものが大半で、少し安っぽく見えるのが難点。その点、少し表面にザラつきのあるこのステンレス素材はスタイリッシュかつ、ちょっとした品もあっていい。
| どんな人に向いてる?
めちゃくちゃ美味しいドリップコーヒーが飲みたい人。これに尽きる。細かい温度管理が出来る電気ケトルは、丁寧にドリップしたい人に向いている。あとは、ケトルのデザインに拘りたい人にオススメだ。
元BLUE BOTTLE COFFEE JAPANのリードバリスタが監修しただけあって、ノズル形状のバランスやハンドルの角度、手にフィットする設計など、湯を注ぎやすくするための想いが詰まっている。もちろん電気ケトルとしての手軽さ、安全性も持ち合わせているから至れり尽くせりだ。こだわりたいけど、効率も求めたい自分にはとてもいいケトルだ。
| おすすめの理由
コーヒーを淹れるための様々な機能がふんだんに盛り込まれているのが、このケトルの最大の特徴だ。
まずは湯温調節が1度単位でできること。コーヒーの93℃はもちろん、煎茶の80℃から紅茶の100℃までそれぞれの適温が思いのままだ。自分にも子供がいるからわかるが、乳児のミルク作りも最低設定温度の50℃で温めることで簡単にできる。ということで家族へのウケもいい。
もうひとつ特筆すべきなのがこの「バリスタモード」。特にペーパードリップの場合、複数に分けて少量の湯で抽出していく。その際にせっかく適温に温めた湯が少しずつ冷めていってしまう。93℃というのはコーヒーを最も香り高く味わうのに適した温度だ。「バリスタモード」はケトルを持ち上げた後、また置いた時に改めて設定した温度に温め直してその温度を保ってくれるもの。
このあたり、実際に幾度となくコーヒーを抽出した経験がしっかりと体現されている。もちろん最高の味を作り出すには他のいくつもの工程にも気を配る必要があるが、調温はこれひとつで簡単にコントロール出来る。
このVitantonioのドリップケトルACTYは、「こだわりのスタイルにぴったりとハマる洗練されたデザイン」「家庭での利便性」「コーヒーを抽出する為に特化した機能」この3つの点で優れているのでおすすめだ。